マルコー

職人について

福岡県柳川市地に根ざして約半世紀、有限会社マルコーの純国産品質に拘った布団づくりは自社工場の職人たちによって支えられています。

私たちは、お客様に快適な睡眠をお届けし、健康に日常生活をお過ごし頂くためのお手伝いを生業としていますが、日本国内に生産拠点を構える老舗メーカーとして、布団づくりの伝統を踏まえながら弛まない製品開発と飽くなき品質の追及を続けています。

それらの取組みを支えているのが当社の職人たちなのです。

職人という言葉からイメージされるのは、無口で気難しい気質の熟練工かもしれません。しかし、それぞれが布団製造のスペシャリストである彼らは、熟練の技を持ちながら性根の優しい方々ばかりです。
当社では若手からベテランまで、新人さんから経営層の人まで、和気あいあいとした雰囲気で、しかし業務にあっては凛とした緊張感で、お客様のお布団の製造に勤しんでいます。

近年、その中で欠かすことができないスタッフがいます。それは海外からの研修生達です。マルコーでは、海外の方に対する技術教育などを目的として、カンボジアからの研修生を7名受け入れています。

他社他業種の海外研修生の中には、過酷な労働環境を理由に逃げ出すこともあると聞きます。

しかし当社の海外研修生は、休日にも日本人社員と共に食事を共にする事があったりなど、コミュニケーションも活発で、会社を好きでいてくれているようです。
その結果として当社での研修経験があるカンボジアの方々は、総じてまたマルコーで働きたいと要望されます。

当社の「ものづくり」は日本の伝統的な布団づくりを礎として今日があるのは確かですが、こうやって海外の志がある研修生達にも、その心が広がってゆくことでマルコーの布団づくりが少しづつ世界にも広がってゆき、ささやかながら社会貢献になってゆくことを願ってやみません。